僕は発展途上技術者

投資アドバイザー有利子 ARIKO


amazon でこの本を購入


「日本国債」を書いた幸田真音による本ということで手に取った。「日本国債」と同様金融の世界を舞台にした小説ではあるが、こちらはもっと軽いタッチ。


医療のことはお医者さんに、法律のことは弁護士に、というようにお金のことはお金のプロにやはり相談すべきか、と読後に感じる。一度ファイナンシャルプランナーと呼ばれるような人に会ってみるか。こうしたプロのアドバイス・情報に対してお金を払うということ、人にまかせるということにまだどうしても慣れていないのだが、「プロフェッショナルをうまく使う」というスキルは今後ぜひ身につけていきたい。



考え方や判断力を授けるプロフェッショナル


ファイナンシャルプランナーと呼ばれるような人と相談したいと書いたが、どうせなら本当のプロと相談したい。僕が考えるプロとは、単に細かい情報や方法を知っていることではなく、それらのたくさんの情報から抽出した考え方・思想をアマチュアにわかりやすく伝える能力がある人だ。


例えば CD(Certificate Deposit、日本の定期預金のようなもの)とは何か?どこの銀行の利率が良いかなんてことは、Google があればアマチュアでもたちまちわかる。


けれども得られる情報はときに膨大過ぎて正しい判断ができくなってしまうのがアマチュアだ。適切な判断を下すのはプロでないと難しい。なぜならプロには、芯となる考え方というか、知恵というか、様々な状況に応用できる思想を持っているからだと思う。



ゴルフ、ハーフラウンドのレッスン


毎週水曜日にゴルフのレッスンを受けているのだが、昨日はその先生のご厚意で、ハーフラウンドのレッスン。雨が降っていたのだが、幸運にもそれほど強くならない中まわり終えることができた。調子はいまいち。今後の課題は、フォロースルーを取ること、思い切りよく打つこと、アプローチショットでは異様に力んでしまうのでリラックスして力を抜いて打つこと。思えば大学のときにやっていたアーチェリーでも同じような課題を持っていたように思う。フォロースルー、思い切り良く、リラックス、これらはほぼどのスポーツにも共通するチェックポイントなのかもしれない。



POPFileの応援


GNU history


GNU history: http://pcweb.mycom.co.jp/special/2004/gnu/


POPFile が GPL なので、その勉強に。


http://d.hatena.ne.jp/xucker/ より



友人宅訪問


昨日は id:Tom のお宅訪問。皆でおいしい飲茶を食べに行った後、日本の味のケーキと自家製ババロアをご馳走になる。「日本の味」と「自家製」はアメリカでは「どこよりもおいしい」を意味する。甘さひかえめのデザートはたいていのお店では食べられないのだ。


もうすぐ2ヶ月になるご子息を抱かせていただき、もうすぐ3歳の自分の息子と比べてこんなに軽かったものかと驚く。1日中でもだっこしていても平気な気がする。


帰りには紀伊国屋書店で本を買い、たんとで日本の居酒屋メニューを楽しむ。贅沢な一日でした。


白状しよう。僕の住んでいるところは San Francisco East Bay というエリアで、人に説明するときそれがわかりやすいからものすごく甘い定義でシリコンバレーと言ってしまうことがあるが、実は違う。id:Tom こそシリコンバレー在住と言って良い。このエリアにはアジア系、それに日本人もたくさん住んでいるので、日本人の舌にあう食にはあまり不自由しなそうだという印象を受ける。


一方僕が住む East Bay はUCバークレーの近辺以外は食に関しては不毛の地なのだ(あくまで日本人の視点からです)。まあしかし、他の州に住むことに比べれば、とても贅沢な愚痴ではある。



Skype + Yahoo メッセンジャーでテレビ電話


昨日も実家とテレビ電話。


もうすぐ3歳になる息子は最近とてもおしゃべりになってきた。会社に行こうとすると「パパ、Bart(通勤に利用している電車の名前)のチケット持った?」などと聞いてくる。実家とテレビ電話でつなげた後、その息子を放っておいて僕は風呂に入ってしまったのだが、風呂に入っている間中、息子は実家の妹(つまり彼の叔母にあたるわけだ)とずっと話していたようだ。


http://d.hatena.ne.jp/jishiha/20040414#p1 で紹介したように Skype は抜群に音質がいいのだが、動画にはまだ未対応だ。そこで動画の送受信は Yahoo メッセンジャーでおこなっている。通信帯域が充分だと「拡張ビデオモード」という Yahoo メッセンジャー の機能が使えるのだが、これが使えると画像の動きがとてもなめらかになる。以前までのテレビ電話のイメージは、カクカクした動きしか送れないというものだが、「拡張ビデオモード」ではそんなことはない。Web Cam の前ででんぐり返しを見せる息子の姿はほぼそのまま、太平洋を越えて日本に伝わるのだ。しかもそれが無料というのだから、すごい時代になったものだ。



Lost In Translation


点数:7/10


http://www.lit-movie.com/


一度劇場で見たのだが、妻が見ていないのと、僕も英語字幕付きでもう一度見たいと思ったのでレンタルしてきた。


amazon.com のレビューを見てみると、「リアルだ」というのと「退屈」という大きく2つの意見に分かれているようだ。僕は劇場で見たちょうどその頃、妻と子供は日本に帰っている最中でアメリカに一人きりだったため、妻と子供と離れ一人東京を訪れた主人公とをどことなく重ねていたのかもしれない。また登場する東京の各シーンに懐かしさを覚え、「リアルだ」と思ったものだ。それゆえ、心に残った映画だったが、家で DVD でもう一度見てみると、確かに「平凡・退屈」という意見にも少し賛成する。


この映画の一番面白いところは、日本語の台詞にはいっさい字幕(アメリカでの劇場での話だから英語字幕ということ)がつかないところだ。これは DVD でもちゃんと守られており、字幕を表示しても [Japanese...] としか表示されず、訳は表示されない。


日本語の台詞はもちろん日本人の僕には何を言っているのかわかるのだけれども、劇場で見ているほかのアメリカ人の観客にはわからないわけで、言葉がわからず混乱してしまう主人公と一緒の気持ちが味わえるという仕掛け。何を言っているかわからないけれどなんとなくおかしい、それで皆クスクス笑っている。劇場で一緒に見ている自分も、「ああこの部分がおかしいんだな」とそのおかしさを共有できる。


家で DVD を妻と見ていて、何か足りないと思った部分はこの点なのかもしれない。日本ではこれから公開されるようだが、日本人の観客に囲まれてこの映画を見ていたら、これほど強い印象は残らなかったのかもしれない。



iPod mini で歌詞を表示する


iPod mini にはまっている。


iPodのノート機能で歌詞を表示する:http://kengo.preston-net.com/archives/001090.shtml


を参考にして歌詞を表示してみた。曲の歌詞は歌ネットというサイトから取得できる。歌詞をテキストファイルにし、アルバム内の曲ならファイル名を 01_[歌の題名].txt、02_[歌の題名].txt のように曲順を先頭につけると、iPod で表示されるとき、きちんと順番に並ぶ。01、02、03 のように一桁なら先頭に 0 をつけるのがちょっとした Tips だ。


目下の悩みは、聴いている最中確かに歌詞を表示できるのだが、しばらく何も操作しないと、曲の再生画面に戻ってしまうこと。だから歌詞を表示したメモ画面でたえずスクロールするなりの操作をしていなければならない。調べてなんとかこの点を解決したい。解決方法がわかったら、この日記に追記するとしよう。あるいは、すでに解決方法を知っている方がいたらコメントしてほしい。



イラク


僕には日々の生活がある。実際に現地に行って何がおこなわれているのかをこの目で見てくるなんてことはできないし、出所が様々の膨大な情報を収集してきて精査するといったこともできない。だから誰がどうすべきかなんてことを簡単に結論づけ、それを表明することはできない。何も言えない、何も行動できない。


でも何かできないだろうか?


今日、


http://d.hatena.ne.jp/koseki/20040415#1082034926


を読んで、テレビのニュースから流れてくる片方からの情報だけを鵜呑みにすることはよくないと考えた。では、そのことだけでもこの日記を見に来てくれた人達に伝えようと思う。


http://www.geocities.jp/riverbendblog/ イラク人女性のウェブログ翻訳プロジェクト



プロフィール

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