大人のためのScratch - ScratchでTDD(テスト駆動開発)はできるか?
先日のTokyo Rubyist Meetupにて、Introducing Scratch to Rubyistsと題して、Scratchを紹介するプレゼンをおこなったところ、プレゼンのあとで、Scratchでテストコードは書けるのか?という質問を受けました。
そのことについてFacebookで投稿したところ、PhratchのアドオンでAssertchというものがあるなど、多方面から情報をいただいたのだが、中でも Can you TDD in Scratch?(ScratchでTDD(テスト駆動開発)はできるか?)というサブタイトルがついたScratchTDDというドキュメントが面白かったので紹介したい。
結論としては「ScratchでTDDはできる」なのですが、詳細はオリジナルのドキュメントがわかりやすく丁寧に書かれているため、そちらを見てもらうとして、変数と関数を日本語に書き換えたものを紹介する。
テストを先に書いたものがこちら↓
そしてテストが通るように、「『名前』に挨拶する」ブロックを実装したものがこちら↓
プログラミングがわからなくても、Scratchがわからなくても、変数名と関数名が日本語だと、どのようなことをやっているのかおおよそ見当がつくのではないだろうか?英語ネイティブの人がソースコードを見たときに、およそこのように見えているのではないかと思うと、我々、英語ネイティブでないプログラマーに比べて彼らには大きなアドバンテージがあるんだろうなあと痛感する。
以下は、ScratchTDDの最初の例を日本語化してみたScratchプロジェクトだ。
[https://scratch.mit.edu/projects/237424372/]
ScratchTDDの後半に紹介されているFizzBuzzの例はこちら↓
[https://scratch.mit.edu/projects/237554596/]
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2018/07/27 09:00:00