僕は発展途上技術者

Libron を埼玉県内5ヶ所の図書館、三重県内の図書館に対応させました

ほんの少し間が空いてしまいましたが、Libronがまたまた進化しました。


サイキョウラインyoshukiさんが、埼玉県内5カ所の図書館(川越市立図書館、川口市立図書館、越谷市立図書館、埼玉県立図書館、所沢市立所沢図書館)に対応してくれました。


埼玉県内図書館の横断検索の仕様が複雑なため、利用者が多いと思われる市を中心に個別に対応してくださいました。個別対応、きっと大変だったと思います。どうもありがとうございます & お疲れ様です。


また、POPFileあまつぶさんが、三重県内の図書館に対応してくださいました。ありがとうございます。三重県内の図書館は、三重県立図書館、ふるさと多度文学館、菰野町図書館以外は Web から予約ができないとのことなので、そういった図書館には、「○○図書館で予約」の代わりに「○○図書館に蔵書あり」というリンクが追加されるパッチも書いてくれました。


その他の図書館については、随時追加していこうと思っています。リクエストくだされば、それを燃料に開発がすすむかもしれません。GitHub のlibron ソースを fork し、pull request をしていただければ、すぐにマージさせていただきます。協力していただいた方々は libron のソースに以下のように名前を残させていただいています。



// ==UserScript==

// @name libron

// @namespace http://libron.net

// @description Amazon のページから最寄りの図書館の蔵書を検索

// @author Junya Ishihara(http://github.com/champierre/)

.

.

// using [ simple version of $X ] (c) id:os0x

// [ relativeToAbsolutePath ] (c) id:Yuichirou

// [ parseHTML ] copied from Pagerization (c) id:ofk

// merged with [ libron Osaka, Hyogo version ] (c) Mutsutoshi Yoshimoto(http://github.com/negachov/)

// merged with [ libron Kyoto version ] (c) Takanobu Nishimura(http://github.com/takanobu/)

// merged with [ libron Kanagawa version ] (c) Yukinori Suda(http://github.com/sudabon/)

// merged with [ libron Gifu version ] (c) Gifuron(http://github.com/gifuron/)

// merged with [ libron Saitama version ] (c) MIKAMI Yoshiyuki(http://github.com/yoshuki/)

// merged with [ libron Mie version ] (c) naoki.iimura (http://github.com/amatubu/)

// thanks

// ==/UserScript==


DateHelperJa プラグインを Rails 2.3.4 上で動作確認

業務連絡、業務連絡。


DateHelperJa が Rails 2.3.4 でも動作することを確認しました。


DateHelperJa は date_select/datetime_select を日本語表示させる Rails プラグインです。


参考:

» DateHelperJa プラグインで date_select/datetime_select を和暦に対応させる : 僕は発展途上技術者


Libron を岐阜県の図書館に対応させました

立て続けに Libron 関連の告知です。


Libron を岐阜県の図書館に対応させました。gifuronさん、どうもありがとうございます。


あ、ずっと書いてなかったのですが、基本、いままで Libron をインストールしていただいてちゃんと動いている方はアップデート不要です。


岐阜県の方で Libron を待ちわびてた方のみ、最新バージョン ver.1.6 をインストールしてください。


» Libron - 無料で本が読めるライフハック


Libron を兵庫県内、京都府内の図書館に対応させました

また Libron の話題かよー、と言われそうですが、僕自身も驚きのスピードで進化しているのでしかたないのです。


大阪府内の図書館に対応していただいたnegachovさんが、今度は兵庫県内の図書館にも対応してくださいました。


また、これは完全に僕の思い違いでいままで京都府対応と謳っていたのですが、実は京都内だけだったところを、takanovさんが、追加して京都府内も対応してくださいました。


本当にありがとうございます。


また、Twitter の libron 関連の発言をひろっているのですが、軒並み好評価で感激しています。使っていただき感想をつぶやいてくださった方々、ありがとうございます。なんかちょっとライフワークになってきちゃいました。すこしずつ対応エリアを増やしていきます。


教育のプラットフォーム化も必要だよね

一つ前のエントリー


»Libron を作ってみて思ったこと - 政府はプラットフォーム化しなくてはならない : 僕は発展途上技術者


にトラックバックをいただいた。


トラックバックしてもらったエントリーに言及したいときはトラックバックで返すのがマナーでしたよね、確か。などと思い出しながらひさびさトラックバックを打ってみる。



教育もそうだなあと思ってます。

英語ってどの先生も教えている内容は変わらず、アプローチの仕方が違うだけです。だったら、英文集みたいなもの、アクティビティみたいなものを無料で用意して、一元化してくれたら、とっても楽だったりします。


» Pool of Water 教育のプラットフォーム化


なるほど。そういえば、僕の妹も学校の教師をやっていますが、新人のころは深夜おそくまで教材作ってたなあ。いまはもうちょっと要領よくやってるのかな?


ただ、政府に集まってくるデータは、政府が公開してくれなきゃどうともならないものだけれど、なにを教えるか、どう教えるかとか、教材に至ってはどこか権威があるところが用意して公開してくれるのに頼らなくても、みんなで作り出し共有するという方法もあると思います。


以前、NHK の番組で紹介されていたのを見たのですが、アメリカには教材やカリキュラムを先生で共有しあう


» Curriki - WebHome


というサービスがあって、そこではアメリカ国内で遠く西海岸と東海岸とに離れた教師同士がカリキュラムを共有しあっていたり、なんと中国やインドの教師とも共有しあっているということでした。


アカデミックな世界では知をグローバルに共有するという考えはネットが発達する前からあったけれど、それが web やオープンソースの世界でも当たり前になりつつある。学校教育のレベルでもそういう流れになっていくのかな。。そんな風になったら面白いな、素敵だなと思ったのでした。


Libron を作ってみて思ったこと - 政府はプラットフォーム化しなくてはならない

「政府はプラットフォーム化しなくてはならない」はティム・オライリー氏の完全な受け売りです。


» ティム・オライリー特別寄稿:ガバメント2.0―政府はプラットフォームになるべきだ (元記事はリンク切れのためInternet Archiveへのリンク)


Libronという Amazon の検索結果に、図書館への蔵書検索リンクを表示するツールを作っています。Amazon の売り上げを奪ってけしからんという声が聞こえてきそうですが、図書館で本を借りる機会を増やし(エコ)、読書の習慣がつく -> 新刊はどうせ図書館にはないし人気がある本は100人待ちとかざらなので、結果的に Amazon で本を買う機会が増え、ユーザー・図書館・Amazon みんなハッピーなはずだと、自分を納得させています。


さて、その Libron を作ってみた思ったことが2つ。


1) 図書館の蔵書検索というはっきり言ってやることは一つ、共通化しちゃってもいいものを各自治体で個別に開発していて無駄なんじゃないの?それでいて微妙な違いがあるので、Libron のようにそれを束ねようとしても個別対応が必要で余計なコストがかかる。


2) 図書館の検索システムはユーザビリティが貧弱すぎる。民間(Amazon)が提供するものには到底及ばない。


ということです。


そこで冒頭のオライリーの話につながるのです。


政府がプラットフォーム化に徹し、そこに集まってくるデータを共通化し、誰でもそれに簡単にアクセスできる口を提供しさえすれば、あとはユーザーに使ってもらえなければ死あるのみ、厳しい世界でしのぎを削っているあまたあるベンチャー含む民間の企業、ユーザビリティだったり最新の技術を好きで好きで年中研究しているような開発者が、ユーザーにとって一番使いやすい形で提供できるのです。


図書館を指定し、ISBN を投げたらその本があるかないか yes or no で返してくれる共通 API を提供してくれるだけで、Libron の開発は格段に楽になるし、じゃあそれを google maps とつなげてとかあれとこれをつなげて。。。など便利なサービスのアイデアがたくさん生まれます。


» 全国で配信されている安全・安心メールマガジン(不審者情報・防犯・防災メルマガ)の情報を集めたサイトです


というサービスを作っている方もいて、これなんかは、LocoSticker 位置表現特定API (プロジェクト:位置情報)を使って、住所らしき箇所をメールから抽出して google maps にプロットするという、高度な工夫をおこなっています。でも、そもそも政府がこうした情報を統一した形式で簡単にアクセスできる形で公開してくれれば、もっと楽に、しかも正確に処理できるはずです。


国民、市民にもっと情報を公開しなくては、という考えをもう一段階進めて、コンピューターがわかる形で公開する、ということまで考えてもいいんじゃないかな。人口が減っていくのは避けられないのだから、これからは少ない人数で効率よく社会を動かす必要があると思ってる。そのとき、うまく使えばコンピューターは人間の数千倍、数万倍のスピードと正確さで仕事をこなしてくれるのだから、うまく使わない手はない。


Libron を神奈川県、千葉県内の図書館に対応させました

Libron、すごい勢いで進化しています。


またまた協力してくれる方が現れ、神奈川県対応版のソースコードを提供していただきました。それと僕の方ですすめていた千葉県対応版を含め、Libron ver.1.4 をリリースしました。sudabonさん、どうもありがとうございます。


libron_v_1_4
Uploaded with plasq's Skitch!

sudabonさんには、「Amazonの検索結果にアンカーテキストがない場合に図書館へのリンクが貼られない」という Libron のバグも修正していただいたので、その修正も今回のバージョンアップに含めています。


こういった自分サービス or ツールをリリースしたとき、以前はそれを紹介してくれている(あるいはダメ出ししてくれている)ブログの記事を読むのが楽しみでしたが、最近はそれに加えて Twitter での発言が気になります。そんなとき便利なのが Twitter 検索結果を表示してくれるウィジェット。「Libron」での検索結果を貼ってみました。





マイコミジャーナル掲載記念、Libron を京都府内の図書館に対応させました

Libron がマイコミジャーナルに掲載されました。


» 【レビュー】アマゾンで探して買……借りる! 図書館蔵書検索ツール『Libron』とは? (1) Amazon.co.jpから図書館蔵書を検索 | ネット | マイコミジャーナル


懇切丁寧にインストール方法から使い方まで解説された記事で感激です。はっきり言って、Libron のサイトよりもこちらを見てもらった方が良い感じ。「Greasemonkey をインストールしてください」と僕がたった一行で済ませてしまっているところを、スクリーンキャプチャ入りでとてもわかりやすく説明してくれています。


さて、今日は木曜日、三鷹プログラマーズカフェの日だったのですが、Libron のことを少し紹介したあと、カフェでもくもくと更新。マイコミジャーナル掲載記念ということで、京都府内の図書館に対応させました。


京都版は、takanobuさんから提供いただいたコードをそのまま使っています。GitHub で Pull Request をもらい、それを Merge してリリースという流れを初めて経験したのですが、これは楽しい!!改めて GitHub 最高(くどいですが。。)と思いました。


»Libron - 無料で本が読めるライフハック


東京都、大阪府、京都府の方、よかったら使ってみてください。


Libron が大阪府の図書館に対応しました

Amazonに図書館の蔵書検索リンクを追加するGreasemonkeyスクリプトLibron(説明長い :-))ですが、東京都内の全図書館に続き、大阪府内の図書館にも対応しました。


» Libron - 無料で本が読めるライフハック


Amazon.co.jp: rails - 和書: 本
Uploaded with plasq's Skitch!

Libron は GitHub にてソースを公開しているのですが、



まずは神奈川県や大阪府の図書館から攻めて、人口比で大きくカバーしていきたいと思っているのですが、それ以外でもソースを fork し、最寄りの図書館に対応させて協力(pull request)していただける方がいれば大歓迎です。


» Libron - 無料で本が読めるライフハック : 僕は発展途上技術者


と呼びかけていたところ、negachovさんが大阪府内の図書館に対応したバージョンを pull request してくださいました。


今回のバージョンアップは、それを取り込んだ形での機能追加です。negachov さんに感謝です!!


はじめ調布市しか対応していなかった自分専用ツールが、少しずつ対応範囲を拡大してきたのはひとえにインターネットにオープンソース文化のおかげ。友達申請の代わりにソースコードでつながっていく、開発者向けSNSと言われる GitHub も素晴らしい。


都道府県別の処理を今回モジュール化し、別ファイルに切り出したので、東京都や大阪府以外の都道府県にも対応しやすくなったはずです。いまのところ僕の方で追加しようとしているのは千葉県なのですが、他のエリアで協力いただける方がいたら大歓迎です。


東京都の全54図書館対応、Amazonに図書館の蔵書検索リンクを追加するGreasemonkey/GreaseKitスクリプトLibronをバージョンアップしました

先日公開したLibronですが、さっそく、ユーザーの方々の指摘を反映しての修正、自分が不便だと思っていた部分の変更を取り入れて ver.1.1 にバージョンアップしました。


変更点は以下の通りです。



  • バージョン番号を表示

  • アフィリエイトタグ内では起動しないようにした。

  • DVDなど本以外の商品に対しても蔵書検索を試みていたのをやめるようにした。

  • Libronが起動するAmazon商品個別ページと検索ページの種類を増やした。

  • デフォルトの図書館を「都立図書館」に設定


以下リンク先ページの右窓、ダウンロードの部分よりダウンロードしてください。


» Libron - 無料で本が読めるライフハック


バグ報告や要望大歓迎です。


プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスRaspberry Piではじめる どきどきプログラミングを書きました。

オンラインコンテンツ: 大人のためのScratch

Amazonから図書館検索 Libron、iPhoneアプリ ひらがなゲーム かなぶん を作っています。

Email: webmaster at champierre dot com

Twitter @jishiha

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