僕は発展途上技術者

PC環境最適化計画


http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/special/pcopt/


(使い続けたPCはなぜ遅くなるのか? より)



レジストリをカスタマイズしてPCのパフォーマンスをちょっと上げるワザなどが紹介されている。



不要なレジストリを自動で見つけてくれ削除してくれる DiskX Tools Ver.10 というソフトも紹介されているが、PC のゴミを掃除するという何の生産性もない作業に、標準価格:6,800円、ダウンロード版:4,700円(税別)という値段を払う気には到底なれない。



シリコンバレーツアー Google 編



来月には日本に帰国してしまうので、こちらにいるうちに、かねてからやろうと思っていたネット関連企業を廻るシリコンバレーツアーを実行した。ツアーといっても、今日は日曜日。どこの会社もやっていないので、建物を見るだけ、ロゴの看板の前で写真を撮るだけのツアーだ。それでもなかなか楽しかったので、こちらに在住している人、あるいは出張などで来る機会がある人でネット関連のサービスに興味がある方にはお勧め。



はてなダイアリーは1日1枚の画像しかアップロードできないけれど、廻った企業につき1枚は写真を載せたいので、今日から、本日廻った会社を1社ずつ1日ごとに紹介したい。途中で面倒になってしまいこの企画、やめてしまうかもしれないので、廻った順番には関係なく、書きたい会社から紹介しよう。



今日は、そもそもこのツアーをやろう思ったきっかけだった一番見たかった会社を紹介する。最近 IPO したばかり、シリコンバレーで今一番注目されているといえばこの会社、Google だ。



噂には聞いていたけれど、今日廻った会社の中では最も会社らしくない会社。敷地内にはビーチバレーのコートがあるし、屋外でも食べられるようになっている食堂はグーグル色の赤青黄緑のパラソルがならんでいるちょっとしたリゾートのレストランといった感じ。Visitor Lobby 側から敷地を抜けて反対側に出ると、だだっ広い芝生が広がる、そこははっきりいって公園。人口の小川が流れていてマイナスイオンが一杯で、Google 社員はここでマイナスイオン効果の力を借りて日々 Innovative なアイデアを生み出すんだろうか、などと想像する。



日曜日なので閉まっている Visitor Lobby のドアから受付を覗くと、検索ワードらしきものが次々に現われるディスプレイを発見。リアルタイムで世界の誰かが Google に入力したキーワードをサンプリングしたものなのだろうか、あるいはデモなのかわからないけれど、様々な言語で現われるキーワードから Google が世界中で使われていることを実感できる。



日曜日なのに、Google Tシャツを着た Google 社員の何人かとすれ違う。会社のロゴ入り Tシャツを着て休日出勤とは、皆会社を愛しているんだな、と感じる。今日廻った会社の中では、駐車場にとまっている車の数が一番多いし、人の気配が一番したのが印象的。上り調子の会社は休日出勤の社員が多いのではないか、という仮説を思いつく。すれ違った4人グループのうちの一人はフリスビーを持っていた。フリスビーでちょっと休憩、一汗かいたあと、さて仕事に戻ろうかといった雰囲気だった。



なぜか海賊の旗がはためいていたり、食堂に貼ってあった BBQ パーティーの案内によるとバンドまで呼んでしまうようで、遊び心一杯ではあるけれど、僕が感心してこれは非常に Google らしいと思ったのが食堂に貼ってあったこんなスローガン。




thousands of googlers.


dozens of dining options.


and one chance to make a friend.


lunch with a stranger




googlers とは Google 社員のことなのだろう。「数千人の Google 社員、数十の食堂メニュー、そして人と出会うチャンスは一回きり。毎日違う人とランチをともにしよう」といった意味なんだと思う。つまり、同じ人ばかりとランチを一緒にするのではなく、とびきり優秀と言われている Google 社員のいろんな人とコミュニケーションを取りあい、情報をそしてアイデアを交換しよう、ということなのだろう。



僕はこのスローガンを読んでなんだかじーんとしてしまった。人を一番の財産と考える Google のパワーを感じる言葉だ。「この会社は強い」と思うと同時にますます Google という会社が好きになった。



ビジョナリー・Tim O’Reillyの仕事術


http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001639.html


紹介されているスピーチの原文が英語の勉強に持ってこいの内容だそうなので、「週末に聞くぞ」ということでメモ。



ネット上の情報をあさるようになってからだろうか、ひとつのことに集中して取り組むということが極端に少なくなった。いや、全くなくなってしまったんじゃないだろうか。受験勉強をしていた頃なんかは、机に向かって、例えば数学の問題1つを解くのに1時間も2時間もじっくり考えるなんてことがあったが、今では10分ともたなそうだ。



こんなんじゃ駄目なような気がする。ひとつの物事に集中して取り組むという機会をこれから意識的に作っていこうかと思っている。



RSSフィルタ


ShinBLOG の山田さんに「話題になってますよー」と教えてもらった。



 宮川氏は、「検索結果をRSS化するといった使い方が始まっていくと、どうしてもRSSにもスパムが混じり始める」との考えを示し、メールフィルタリングソフト「POPFile」を利用したRSSフィルタの考えを紹介した。POPFileはメールの内容を判断してフィルタリングを行なうベイズ理論を採用しているが、POPFileのバージョン0.22からサポートされたニュースプロトコルのNNTPと、RSSをNNTPに変換できる「nntp//rss」を組み合わせることで、RSSでもPOPFileの効果が得られるという。宮川氏は「2ちゃんねるの内容をRSS化するサービスと組み合わせると、有益なエントリだけを読める2ちゃんねるブラウザみたいなものも作れる」というアイディアも紹介した。



ブログ解説書「Blog Hacks」発売記念イベント「Blog Hacks Conference」より


NNTP に変換せずに正攻法で POPFile に RSS モジュールができれば応用がいろいろできて面白そう。



Ethereal


上記の Perl スクリプト unsubscribe_mm.plには Web ブラウザ上での操作を自動化する Perl の LWP モジュールを使用している。スクリプトを書くとき、ブラウザが Web サーバーに送っている生のリクエストを調べる必要があり、そのために使用したパケットモニタリングのソフトがEtherealである。フリーでいい感じのソフトだ。



Bloglines に登録したメールアドレスあてのウィークリーまぐまぐを一掃


bloglines にはまっている。もうこれなしでの Web サイト巡回はありえない。ShinBLOGでも、



もちろんRSSに対応してないサイトははてなアンテナでOKです。ですが、最近こういったサイトはだんだん見に行くのが億劫になってきていています。RSS対応してなければウェブサイトじゃないという時代は1,2年後には間違いなく来ると思います。



とあるが、まさにその通り。RSS 対応していないサイトは僕の巡回リストから外れてしまいました。



僕はいくつかメールマガジンを購読していたけれど、Web サイトがあってマガジンと同じ内容を RSS 配信しているものは Bloglines に切り替え、そうでないものはこの際、購読を解除してしまった。同じ内容のものを RSS 配信していないメールマガジンは今後淘汰されていくのかもしれない。



それでもいくつか、RSS 配信していないけれどもぜひ読みたいというものが残る。それらは今、Bloglines で(たぶん)無制限に作成できる自分用のメールアドレスあてに送って、読むようにしている。



これ、どういうことかというと、Bloglines では username.111111@bloglines.com といった username にランダムな数字が並んだアドレスがいくらでも作成できるようになっている。それぞれのアドレスでメールマガジンを購読するようにすれば、他の rss 配信サイトと同様なインターフェースで各メールマガジンを閲覧できるようになる。bloglines.com の Extras の部分、Create Email Subscriptions をクリックすればアドレスを作成できる。



これ、非常に便利な機能なのだが、うっとおしいのは、例えば「まぐまぐ」が配信しているメールマガジンを購読すると、「ウィークリーまぐまぐ」までその配信先アドレスに送られてしまうこと。僕が購読しているメールマガジンのほとんどが「まぐまぐ」配信なのだけれど、「ウィークリーまぐまぐ」が配信されると、Bloglines 上のメールマガジンのほとんどに更新マークがついてしまい都合が悪い。



そこで、Bloglines に登録したメールアドレスを取得し、そのアドレスあてに送られる「ウィークリーまぐまぐ」を全部購読解除する操作を自動的におこなってくれるスクリプトを Perl で書いてみた。スクリプトのソースを僕のサイトに置いたので、必要な方はどうぞ。あんまり使いやすくすると「まぐまぐ」に怒られそうなので、詳細な使い方は説明していない。ソースだけ公開するので、Perl の環境で実行してみて欲しい。



チャレンジ体質




あなたのチャレンジ体質は…『Snd』です。



 


Sndの性格


クリエイティブな仕事 ★☆☆☆☆



こつこつ仕事 ★★★★★



夢を追う仕事 ★★☆☆☆



ちみつな仕事 ★★☆☆☆



○セロトニン/大


○ノルアドレナリン/小


○ドーパミン/小


内気で非常に保守的。真面目なタイプ。秩序や決まりを重んじ、世間体や、他人からどう見られるかを気にします。物事をねばり強くこなして行けますが、実は頑固で相手の意見を取り入れない側面を持ちます。決断するために時間がかかりまわりをイライラさせるという短所を持ちますが、その分、やりはじめたことには最後まで努力する信念があります。また、相手を傷つけたりしない平和主義者ですので、仕事になれてしまえば、上司から信頼され、問題を起こさず、重宝がられます。


【アドバイス】


仕事に慣れるまでの時間を短縮することができれば、優秀な人材としてどこででも通用します。ですから、新しい組織に入るときは、いかに早く仕事に慣れるかにチャレンジしてほしいものです。ただ、発想が安定指向ですので一か八かのかけに出たり、新しい企画を提案することにとても慎重になります。仕事も自分に向いているか向いていないかを自分で最初から決め付ける傾向があり損をすることもありそうです。もっと自分に自信を持ち、食わず嫌いをせずに、新しいことを始める勇気を持てば成 功が保証されています。



総評を読むとやっぱりねという感じでだいぶ当っている。



クリエイティブな仕事が一つ星はちょいショック。自分ではもうちょっとクリエイティブだと思っていたんだけど。ちみつな仕事二つ星は、ソフトウェアをテストし品質をチェックする仕事をしていたというのに、おいおい大丈夫かいなという感じだ。ちょっと会社には見せられない結果。



それにしてもこのページを Blog で紹介していた山田進太郎さんの結果とは対照的。これが若くして会社の代表になれる人と一介のサラリーマンの資質の違いか。



ヨットで世界一周



夫婦二人でヨットに乗り、世界一周をされている方のページ。



以前、http://www.nihongo-ok.com のゴンさんが書かれたヨット体験記を読んだとき、「ヨットに乗れる人っていいなあ」と少し思ったが、こちらの世界一周旅行記を読んだら、うらやましく思う気持ちがさらに強くなった。海賊に会うのはちょっとごめんだが。



僕も toshi 同様、すぐ船酔いしてしまうので自分でヨットをやるのは無理だけど、何かこんな夢のあることをいつかは実現してみたい。



オレオレ詐欺



オレオレ詐欺の実際の手口です。恐ろしい。こんなの絶対騙されてしまいそう。



対象となっている家族に連絡ができないように携帯電話の利用を一時停止してしまうところなんて巧妙過ぎて恐ろしい。



新聞の記事だけを読んでいるとこんなのに騙されるやつが悪いなんて思っていたが、こうして手口の詳細を知るとそうは言っていられない。本当に良く気をつけなければ。



GMailその後


http://d.hatena.ne.jp/jishiha/20040616#p1


でベタ褒めしていた GMail だが、結局いっとき使用したのち、元の POP3 のアドレスとメーラーは pochy、そしてスパムフィルターに POPFile という環境に戻している。



元に戻した一番大きな理由は GMail のスパムフィルターが甘く、スパムがどんどんすり抜けてくるということ。始めは少しくらいくらい我慢できるとは思っていたのだけれど、一度ブロードバンドに慣れてしまった後にダイアルアップの環境には戻れないのと同じ。POPFile が 99% 以上の精度でスパムをより分けてくれることを知ったあとでは、GMail のスパムフィルターの精度では満足できなくなっていた。



精度を向上させるための学習機能も、GMail ではその機能が自分のアカウント専用のものなのかどうかがはっきりしなくて、どうも気持ちが悪い。学習機能とは、「このメールはスパムだよ」と学習させることによって、メールの特徴を抽出し、次回同じようなメールが来たときにはスパムと判定できるようにするものだ。例えば露骨なスパムではなくても企業のダイレクトメールがうっとおしくて本人にとってはスパムなメールというものがある。そうしたメールは他の人にとってはスパムではないかもしれないのに、スパムと学習させていいものかどうか、GMail の場合は迷う。あるいは、逆の現象、つまり他の人が自分に必要なメールを誤ってスパムと学習させてはいないだろうか、という不安がつきまとう。



POPFile を使っていれば、学習機能は純粋に自分が受け取ったメールだけに適用される、ということがわかっているから、学習は好き放題できる。昨日まではありがたく読んでいたメールも、今日からうっとおしくなれば遠慮なくスパムと学習させることができ、そしてその効果はすぐに反映される。



GMail の他にも不満な点は、いまだに日本語の検索が使えないこと、そして送信メールが UTF-8 で決めうちになってしまい、受け取るメーラーによっては文字化けしてしまうこと。Google の技術力をもってすれば、すぐに修正できることだと思うのだが、なかなか修正されないところを見ると、あまり日本語対応、国際化対応はプライオリティが高くないのでは、と勘ぐってしまう。



プロフィール

株式会社まちクエスト代表、つくる社LLC代表。

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