海外に住んでいると、日本のテレビ番組が恋しくなる。それほどテレビ好きではない僕でもそうなのだから、テレビっ子だった人ならなおさら。
http://www.6ga.net/
日本にホスティングしたテレビパソコンで録画したテレビ番組をインターネット経由で見られるというこの画期的なサービスはそんな人にとってはたまらないのでは。
http://www.faminet.co.jp/d_guide/d_tk/other/internet_jp_tv.html
を見ると、他にもいくつか同様のサービスがあるようだ。
すごく惹かれたんだけれど、月額 $49.95 分も録画した番組を見る時間がたぶんないだろうと思い断念。結構本気で加入しようと思い、http://www.6ga.net/ とその対抗である http://www.nihongo.tv のサービス比較をしたので、加入を検討しようという人のためにここに書いておこう。
僕が加入しようかなと思ったのは、http://www.6ga.net/ のほう。このサービスはまだ法律のグレーゾーンにあると思う。違法と認められたとき、サービスは止まってしまう。高くない初期費用がパアにならないよう、法律的にしっかりしているサービス、それと万一サービスが止まってしまったときにダメージが少ないサービスを選ぶのが賢いと思った。
1) http://www.faminet.co.jp/d_guide/d_tk/other/internet_jp_tv.html で述べられている、裁判所から呼び出しをくらった場合に対応が素早くできるのは日本法人、というのは一理ある。録画.net は日本法人、日本語.tv はアメリカ法人だ。
2) NHK の受信料は、NHK を見るのなら僕は払うべきだと思う。これには、コマーシャルで細切れ、録画ばかりのオリンピックをアメリカで見せられたとき、コマーシャリズムの影響を受けないNHKの偉大さを再確認した僕の個人的意見も入っている。録画.net には月額に受信料は含まれており、日本語.tv は払わなくてもいいという立場。
3) 万一違法と認められサービスが終了してしまったとき、録画.net の場合、初期設定費 $100 はパアだが、自分の購入したマシン($399 or $569)は返却される。日本語.tv はレンタルであるため、初期費用 $199 全てパア。
以上が大きな理由。
録画.net は、会社案内 http://www.6ga.net/company.php で弁護士の顧問の存在を強調していたり、FAQ で法律のことについて丁寧に答えていたりと、法律的にしっかりしていそうという印象を受けた。また、企業理念 http://www.6ga.net/mission.php を読んでちょっと感動したので、録画.net にどうしても肩入れしてしまう。
そうはいっても、日本語.tv の方は月額 $29.95 と圧倒的に安いのは無視できない。以上挙げた僕の立場で考えた 日本語.tv のリスクを低い、あるいはこれらをリスクと思わないなら、日本語.tv を選ぶところだろう。
僕はサービス加入を断念したけれど、いっそ自分でリモート録画サーバーを構築して実家に置いておき、自分でこのシステムを作って使えないだろうかと検討中である。